2022-08-14

45年間タコス一本勝負!沖縄タコス界のレジェンド『タコス専門店メキシコ』

ある料理を食べて人生が変わった。

そんな映画やドラマのような話の舞台は、宜野湾市の『タコス専門店メキシコ』にて。

僕が十数年前に初めて沖縄タコスを食べたのが、ここメキシコさんだ。

オリジナルのアイテムの企画制作から、独自の視点でセレクトした県内・国内外のアイテムを販売を行う『VINYL MAGIC』のオーナーであり、デザイナーのSHO-TAくんに連れてきてもらったのが沖縄タコスとの出会い。

「なんだこの生地の食感は!?」

「なんだこの味付けは!?」

「なんだこのトマトソースは(この時の僕はサルサソースのこともまだ知らない)?!」



それまでタコスと言われても、メキシカンかテクスメクスかもわからないレベルで、年に1、2度食べる程度の珍しい食べ物だった僕のタコス概念を覆されたのを今でも覚えている。

それ以来、僕は沖縄タコスの虜で、沖縄に来るたびにメキシコさんのタコスを1日に何度も、しかも連日食べに行っていた。

そんなメキシコさんのタコスに憧れてずーーっと研究を重ねたほど、jam’s TACOSの源泉になったと言える沖縄タコスの名店だ。

お店のテーブルに座りながら、お会計の隙にもキッチンをチラチラ覗いて、生地を揚げている姿やトングの使い方、野菜の盛り付け方を頭に焼き付けたり、店に置いてあるトマト缶をみて、何を使っているのかなどを見てはメモをしていた。

ネットやYouTubeでも沖縄タコスの情報が出てこなかった当時。見様見真似で作っていたあの頃が懐かしい。

今も月に一度は食べにいくほど大好きだ。

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