2022-09-10

異なるものの掛け算を発想に。“Bean to Bar”チョコレート専門店『TIMELESS CHOCOLATE』

沖縄市場第一弾の出店者は、とにかく個性的で面白い!そんな彼らに沖縄市場の感想や収穫、これからの展望、そして開催テーマ「僕らが知ってほしい沖縄」についてインタビュー。

今回は、沖縄初となる“Bean to Bar”チョコレート専門店「TIMELESS CHOCOLATE」店主の林正幸さんにお話を伺った。

林正幸(はやしまさゆき)
1984年 横浜市出身。「TIMELESS CHOCOLATE」店主。エスプレッソの本場メルボルンでバリスタのライセンスを取得後、沖縄に移住。カカオ豆からチョコレートになるまでを一貫して行う「Bean to Bar」をコンセプトに掲げ、2014年に同店を立ち上げ。「第23回商工会特産品コンテスト」で最高賞となる県知事賞を受賞。

沖縄市場開始2時間で100個のチョコレートが早々に完売。県外での卸しを行わず、生産やブランドの思いをお客様に直接伝えることを大切にしているTIMELESS CHOCOLATE。今回の沖縄市場で初の名古屋出店を経て、「物語があるものに対して価値を感じてくれた」とオーナーの林正幸さんは語る。


「どれでもいいじゃなくて、これがいい」と思ってチョコレートを選んでくれたお客様に対して、次は何ができるだろう。林さんトライしたいのは、出店者同士の掛け算だという。

「その時に旬な素材を使った、沖縄市場だけのチョコレートを作りたいですね。カカオとサトウキビだけで作る引き算の発想のチョコレートを、出店者とのコラボによる掛け算によって、スペシャリティを生み出したいです」。

林さんにとって、「僕らが知ってほしい沖縄」とは?

「僕らが知ってほしい沖縄……僕も沖縄を知りたいです笑。移住して8年経ちましたが、もっと沖縄ローカルを掘り下げたいですね。僕は沖縄出身ではないですが、国内に限らず海外経験もあるからこそ、沖縄の人にとっての当たり前に気づき、価値を再構築できると思っています。チョコレートに沖縄のサトウキビを使っているのも同じことなんです」。

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